2016年も4月になってしまいました。
4/3には舞洲クリテリウムに参加して、日を同じくして「NoonTracks」というイベントもありました。
そのどちらもでSAUCE CYCLEの自転車を公開、展示して好評を得ることができました。
というお仕事の話。
舞洲クリテ、E2-1組目。
E2にはゲンタツさん、アキオ君に自分と3名がエントリーしていたのだけど、僕は一人の組にあたってしまった。(ゲンタツさんとアキオ君は2組目)
そして、圧倒的な力を持っている岬町クリテで昇格してきた平地マンこと設楽君(ネクストリームうどん棒)が同じ組にいる。
正直、春が近づいて仕事が忙しくなってきたかな~っていうのもあったり、あとは精神的にあんまり調子が良いとは言えなくて、西チャレで5位に入ってからというもの全く練習ができてない。
西チャレから舞洲までの3週間。
まともに乗ったのは岡山からスーパー高校生K(春から社会人)と走った2日間だったかな。
それも千切られまくってボロボロだったんだけど・・・。
なんで必要以上に忙しかったかというと、やっぱりTRITONの企画を進めてたからかも知れない。
正直書ききれると思ってないから簡潔に書くけど、これが僕の求める最高のクロモリロード。
It's my Baby。
自分の子供が生まれたような気持ちでできあがったフレーム。
願うなら色んな人に乗ってもらって、色んな人が「良いね」って思ってくれるバイクだったら嬉しいな。
そのためには色んな人に知ってもらわなきゃならん。
ということで昨年のうちから三上君と相談を進めながら、彼から「クロモリで走る」と言ってもらえて鬼に金棒。宣伝担当にこれほど頼もしい人はなかなか居ない。
塗装屋さんからレース前ギリギリでなんとか仕上げてもらい、僕も合わせて急ピッチで作業をする。
木曜日の晩に納車して、三上君にはニューバイクを慣らす時間は土曜日しかなかった。
ほぼぶっつけ本番とも言える状況で、三上君はE3で入賞。
そして三上君のTRITONを急遽レンタルして走ったアキオ君はE2で2位。昇格。
やったぜ。
他にもE1ではアタルちゃんがTT、クリテとダブル入賞。大分から遠征してきた高校生のフクベ君もE3で2位に入り昇格。
SAUCE DEVELOPMENTは自分含めて5人が入賞する快挙で万々歳。
本当にありがとう。
話を戻して自分のレースのお話。
練習をまともにしていない自分の作戦は3つ。
・プランA - 最後まで温存してゴール勝負
・プランB - 平地マンの逃げに乗っかて一緒に逃げる(たくさん引いてもらって優勝は譲る)・プランC - どこかのタイミングでアタックして場を盛り上げる
プランC、した所で逃げ切りは厳しいし、体力の消耗も厳しいので即却下。作戦はAかBというのはスタートの時にすでに決めていた。
AVELのレジェンド阿部店長と一緒に最後尾からスタート。集団にいるとインターバルが無駄にかかるので、様子をみながら少し離れながら一定ペースで身体を温めながら走る。
序盤で落車があって絡まりそうになったけど、転びはしなかったのでそのままレースを続ける。
7周ごと?のスプリント賞は全捨て。最後に賭ける。集団のケツで悠々と走りながら周回をこなす。
全25周回もあるし、ラスト10周からポジションを上げていくとレース中に決定。
うまいことレースが進んでいるなと思っていたら、半周先に平地マンが単独で逃げている。なんてこった。笑
集団が追走する気配も無く、既に追いつけそうもない状況。やっぱりゴール勝負だ。(2位狙い)
周回数が5・・4・・3・・2・・1とカウントしながら最終周は10番手ぐらいで入る。
スプリント力の無い僕が入賞するとすれば、バックストレートが勝負。
先頭まで出きらない所で狙い澄ましながら、バックストレートが半分近くなるまで粘る。
ちょっと早かった気もするが、集団がお見合いした瞬間にアタック敢行!
最終コーナーに知り合いがたくさんいて、めっちゃ湧いてる。これはいいぞ!と思いながら突っ込んでいくとまさかのコーナーでミス。膨らみすぎた。
そこで2名にパスされスプリントで粘るも、一人に刺されて4番手ゴール。1位で平地マンが先にゴールしているので順位は5位。
(写真はシクロワイアードより。photo by 辻啓)
レースの内容的に、先頭に立ったのは本当に最後だけで、他の知り合いや仲間たちの熱い走りを見ていると胸が苦しくなるような内容のレース運び。
でもSAUCEの入賞数を増やしたかったし、とりあえず昇格したかったし、今できる体力で最善の走りをしたつもり。
他にも集団で足を溜めてる人は何人も居たし、最後だけはしっかり頑張ったと思ってもらえたら嬉しいです。
いつもの感じだと1年か2年に1回ぐらいのペースで入賞ってのが最近の感じだったけど、今年は代走の堺浜クリテの入賞、西チャレの入賞、そして舞洲の入賞で3連チャンで入賞。
速くなった実感も無いし、練習もできていないし、この好成績は自分にとって出来過ぎか。AACAで色々トライできてるおかげかもしれないし、走りのセコさが増しただけかもしれない・・・・。
優勝するような真の強者とは違うけど、それでも運良く入賞できてることはやっぱり嬉しいな。
チームも盛り上がってる、自分も入賞できて嬉しい、仕事も悪く無い。
でも、胸にポカンと穴が開いてしまった春でした。
声にならないけれど あなたの名前 呼んでみた
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