クラウディオ・キアプッチ。
この選手をご存知だろうか。
僕が自転車ロードレースの世界に触れた(初めてサイスポを買った)時点で既に2004年は過ぎていたと思う。
彼は1999年に引退してしまった選手である。
しかし、どこか馴染みの深い印象を受ける。
イタリア人クライマーである彼はツールドフランスやジロデイタイアの山岳賞を獲得している。
172cmという、本場の中では小柄に分類される選手であった。
クライマーでありながら体格が良いのが珍しいだろう。
馴染み深かったのは"彼"だったのである。
そう、日本自転車競技界における聖書とも呼べる「シャカリキ」の主人公。野々村輝。
キアプッチはジャパンカップを3連覇する活躍もあり、日本人にとっても馴染みが深い。
彼がノノムラのモデルだったのだ。
最終的にはドーピング問題により淘汰されそのまま引退への道を辿ったキアプッチ。
今もロードレース界においてのドーピング問題は絶えない。
それだけ過酷な競技であるということ。
僕にとってドーピング問題など正直どうでもよく、
感動的な走りは見るものを魅了させるのである。
シャカリキの事を思い出したら、いま一度あの熱い気持ちを呼び覚ましてみたくなったり。
来年はシーズンが早いから冬場が勝負だ。
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