2015年6月23日火曜日

Coupe De AACA 2015 6/20












  


  


















  




  
  




  

















2015年3月12日木曜日

ペース


突き抜けると急にいろんな伝えたいことが頭に閃いてくる。
あ、どうもこんばんは。

人には得意なこと、不得意なことがかならず有る。
歩くスピードも歩幅もちがう。
義務教育はその個人個人のペースの違いを考慮しないことに違和感を感じたことはなかっただろうか?
「こんなタラタラやってられるか」ということもあれば「少しつまづいたら一気にその後大崩れ」
なんてことはなかっただろうか。

家庭環境次第で身体のできあがり方にも差はある。衣食住に恵まれた家庭、恵まれなかった家庭、それぞれの意識の問題と片づけられるかもしれないが、小中高における家庭の影響は全てだと僕は思う。

ああ、そうペースの話。

勉強を理解する時間は違う。運動を習得するまでの時間も違う。

それは大人になると仕事の飲みこみの早さや、作業の早さといったことに置き換わる。
要領のいい人は飲みこみも早いし、体力や精神力がある人は作業も早い、的な。

プロのスポーツ選手は練習を強制されない。
それはそれぞれペースや練習量が異なるからであり、自分がベストのパフォーマンスを発揮できる塩梅を把握しているからである。

でも僕はプロスポーツ選手ではないので、それは仕事に置き換わる。
言ってしまえばサラリーマンはみんな仕事のプロ。でも日本の環境は少しおかしい。人間をプログラミングで動くロボットのようにしか思っていない人がとても増えている。

義務教育が終わってもシステムはほとんど変わらず、求められるペースはいずれかに存在している。ようはペースが強制されがちだということ。そのおかげでどれだけの人が心や身体を壊しているのかなって思う。僕はめっちゃ楽な環境だとは誰からも言われるけどね。
そして拍車をかけるのがこれ。細かい事気にしすぎ、納期大事にし過ぎ、お客さん尊重し過ぎっていうのが僕が思う日本人三大やりすぎ行為。

とりあえず何が言いたかったかっていうと、スケジュールを根詰めたところで、全ての人が最大のパフォーマンスを発揮できるわけではないよということ。
その人にあった休み方、仕事の詰め方はとっても大事だと思うんだけど、日本人はその辺をうまく調整するのが本当にヘタクソだよね。西暦2015年にもなって、人類の性格はそんなに変わってないのかな。良くも悪くも。

幸いなことに、今の自分には自分で環境を整えられる可能性を持っている。

「道具を含めて、レースをやる環境を作っていくのもドライバーの仕事や」-源 奈臣 capeta 6巻より

レースってのは人によっては仕事場に置き換えられるし、道具っていのは僕にとっては"お店"がそうだったりする。
自転車のレースだったらもちろん自転車が道具だし、環境っていうのは練習量だったりとか、逆に休息の質だったりとか。

僕のぐーたらな性格や短時間集中型な集中力は社会不適合といわれればそうであると自分でも思う。
だからといってそれを理由に投げ出したいとは思わない。
自分が出せる最大限のパフォーマンスを持って仕事と自転車レースに臨みたい。
4月からはムーブメントの営業時間を変えるが、自分のパフォーマンスを発揮するための第一歩を踏み出したということだ。

勤務時間は減らさずに勤務日数を減らすことが今のところの理想である。

2015年2月20日金曜日

フロントラジアル

フロントホイールをラジアル組みにするべきか、クロスで組むべきかはここ最近(と言っても1年以上)ずっと頭に引っかかっている。リアは左右ともクロスが良い。
大体の結論は出ているものの、その決め手になるラインがすごく微妙な所にあるからしばらく「うーん」とうなり続けている。

とりあえず、個人的にタブーと思っていることを少し伝えれたらなと思います。

まずは昔Kacchi君から教えてもらった動画の紹介から。

ラジアル組みで組まれたホイール。
実際の負荷とは少し違った負荷のかかり方だとは思うけど、ハブに負担が集中してる。
乗ってみればわかるように、フォークからハンドルへガツガツと振動が来るのはスポークが何も吸収しないからだと予想できる。

 
対して3クロス(6本組み)で組まれたホイール。
ホイール全体で変形を受け止めるように動いている。フォークから伝わってくる振動はラジアルに比べ少ないのがクロス組みの特徴。

あと大事なのはもうひとつ。
G●KISOさんから"ハブのゆがみがベアリングの回転を妨げる"という話を聞いたことがあって、まさにその通りだと色んなハブを使いまくった結果として実感している。
そしてハブがダメになりやすいということも。

ということで、ラジアル組みの悪いところ。
・乗り心地が悪い
・ハブへのダメージが大きい
・ハブの回転が渋くなりがち
・スポークが折れると振れが大きい
・横剛性が出ない

ぶっちゃけ良いところはほとんど無い。
ヌポーク組みも少しでも横剛性を出すための苦肉の策という印象。

3クロスの良いところ。
・乗り心地が良い
・横剛性も安定感が出やすい
・ハブへのダメージが優しい
・スポークが折れても振れは小さい

多分、ここまで読んだだけでラジアル組みをする気は早々起きなくなると思う。

でも、完組ホイールを始めとしてラジアルのホイールはたくさんある。

スポーク本数という要素。

クロス組みができる最少本数は基本的には20Hまで。後で出てくる(はずだけど)この20という境界線が僕の頭を悩ませるのでした。

スポークの本数、重量、空気抵抗は馬鹿にすることはできない。
32Hともなればスポークの重量はすごく重たくなるし、当然空気抵抗も大きい。

ラジアルをするメリットは何個か。
・スポーク本数を限りなく減らしていくことができる。(軽量化、空気抵抗の低下)

あ、これだけだったかも。あと世間的に速そうなイメージを持たれていることかな?笑

ロルフはフロントが最少で12Hという超エアロ仕様。普通のホイールが16~18Hが最少なのと比べると、やっぱり一味空気の切れ味が違うように感じる。(個人的なボヤキだけど、F16Hのロルフは体重の重い外人向けで、空力の恩恵は少ないように感じる)

ひとつ自分なりの結論は、24Hより多い本数でラジアルはNO WAY。
スポーク本数が多いのに乗り心地悪くて横剛性弱いってかなり残念。


自分で使って「う~ん、微妙。」となったよい実体験となったのは2クロス(24H)。
ラジアルよりはマシだけど、ラジアルホイールにかなり近い乗り味。縦に硬め。

ロードとシクロクロスと兼用で用意したホイールで、シクロクロスにラジアル組みは向いてないのかなと気づかせてくれたホイールでもある。
普通、24Hは2クロスが主流であると思うけど、24Hでも3クロスで組むようになった試金石的な存在。でも面倒くさくてまだ3クロスには組みなおしていない。笑

前後とも24Hは普段使いからレースユースまで使えた良ホイールだった。ロードもシクロクロスもクリテも修善寺もオールオッケー。その代わり飛びぬけた武器は無いかも知らんけど。
乗り心地の良さと進みの軽さのベストバランスが24Hかなって最近は思う。
そしてその辺の試行錯誤の上にできた早乙女選手のENVEホイールはディスクブレーキだけれど前後とも24Hの3クロス。しっかりとした硬さはあるけど跳ねるような乗り心地の悪さは無い印象。

ここからさらに経験を重ねてスポークの選択についても出てくるんだけど、面倒くさいので本日は割愛。
(CHRISKINGは16H/20Hまであるから完組ホイールを組み替えれるのでめっちゃ良い)

果たして、「乗りやすいものが速い」のか「乗りやすいものが速いとは限らない」なのかはこれから探っていきたいと思いますが、現段階での棲み分けはこんな感じで。

【ラジアル組み】
1分1秒を争い、タイムトライアルのような1wattsでも節約したい(まともなハブに限り有効)。そんな走り方に合っているような組み方。なお乗り心地や操作の安定感はイマイチ。
12、14、16、18Hあたりを推奨。(ENVE SESは20Hだけどラジアル安定)

【クロス組み】
レースは1日にあらず。人生ステージレース的なスタンス。乗り心地の良さから体への負担も小さく、長期に渡って速さを維持できるような気持ちの良いホイール。ぶっちゃけ24Hのクロスと18~20Hのラジアルと比べても空気抵抗の違いはあまり分からない。
24、28、32Hを推奨。3クロス。(36Hは4クロス)

で、問題がやっぱり20H。
ラジアルにしてもクロスにしてもどうもパッとしない本数。
まだまだ学ぶことは多そうです。


- SAUCE -

ひっそりとFBページも作成。ソース活動が色々アップされていく予定です。